最初に言っておきます。
現代の画像を使っていますけど、ストーリーは戦争終了です。
其処は想像力にお任せします。

これは、俺の御守りの写真だ。
入隊前に恋人と映っている。
出征する前に、戦争は終わってしまった。

これが、この軍隊で最後の風呂になるだろう。
ここまでは体を鍛え、入隊してきたけど、

こんなに鍛えた猛者たちに囲まれるなんて思わなかった。
8月15日の昼以降、我々は少し混乱する者もいた。
けど、天皇陛下の御言葉なんだ!
戦争はしなくていいんだ!
それは、殺しも殺されもしないってことなんだ!
って割り切った。
風呂に浸かって、こんな思いでいたら、

同期が入ってきた。
少し俺を見ながら、

「これ、落ちてたぞ。」
って、俺と恋人との写真を見せてきた。
そして、
「恋人だろう?
元気にしてるのか?」
って言った。
軽く頷く俺に、
「そうか····
俺は····」
同期に近づき抱いて
「言わなくてもいい。
お前、広島の出身だったよな。」
軽く頷く同期。
暫く時間を忘れて抱き合う。
同期の涙が肌に触れる。
「俺達は生かされたんだ。
全てを受け入れ、これからを生きよう。」
精一杯の言葉を投げかけ、俺は同期と離れていく。
「俺はお前を忘れない。
愛して····いる。」
って同期に背を向けながら言った。

「俺もお前を····愛している。
けど····じゃあな。」
って言って、悲しい表情を見せながら出て行った。

その翌日、同期は····
首を吊った。
(画像はイメージです。完璧なダウンなんで····)
発見した俺は言葉を失った。
う~ん、
なんか、そんな人がいそう。
そんなストーリーに仕立てました。
実際のところ、わかりません。
けど、180度も社会情勢が変わるのを悲観するor戦争勝利しか思い描けなかった。
そんな理由or感じで、死を選ぶ人がいそうな夜なんだろう。
でもそう感じるのって、生きてたら90歳overだからだろうって思った。
だから、8月の使命感=戦争を聞いてる世代として書いてみたかった?
····かもしれない。
そんなこんなで今回はここまで❤️
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