作詞:佐藤順英
作曲:西島三重子
古い電車の ドアのそば
二人は黙って 立っていた
話す言葉を さがしながら
すきま風に 震えて
いくつ駅を 過ぎたのか
忘れてあなたに 聞いたのに
じっと私を 見つめながら
ごめんねなんて 言ったわ
泣いてはダメだと 胸にきかせて
白いハンカチを 握りしめたの
※池上線が 走る町に
あなたは二度と 来ないのね
池上線に 揺られながら
今日も帰る 私なの※
終電時刻を 確かめて
あなたは私と 駅を出た
角のフルーツショップだけが
灯りともす 夜更けに
商店街を 通り抜け
踏切渡った 時だわね
待っていますと つぶやいたら
突然 抱いてくれたわ
あとからあとから 涙あふれて
後ろ姿さえ 見えなかったの
(※くり返し)

昭和は遠くなりにけり!
そう思わせる、いわゆるジャパニーズフォークソングの代表作といえるでしょう❤️

池上線の路線図を載せたところでWikipediaです。
「池上線」(いけがみせん)は、1976年4月25日に発売された西島三重子の2枚目のシングル。1975年9月にリリースされた西島のファーストアルバム『風車』収録曲で、人気が出てシングル盤として発売され、西島の代表曲となった。

この曲の流れてた頃の、池上線を走っていた車両の画像です。
背景の建物とか踏切との距離感、レールの見え方から蒲田駅かな?
それくらいは鉄道好きなら推理できるでしょう。
そこで当たり前過ぎて忘れること!
電車も車って字が入っているから、左側通行なんです!

この画像と前の画像を比べて、一目でわかる違いがわかりますか?
答えは屋根です。
台形の箱型の物体がありますね。
これは冷房装置なんです。
それによって、歌詞にあるすきま風が無くなりました。
でも2枚目の画像は、この曲の発表当時は東横線〜地下鉄日比谷線に乗り入れてましたね。
閑話休題
僕が生まれた頃から数年前まで、日比谷線って今より車両1台が扉1個短かったんです。

その役割の終わった電車は、少しずつ池上線に赴任しました。
だからかな?

1つ前の画像から、帯の色が赤から緑になっています。

さて池上線の現在の車両です。

改めて路線図を載せたのは、これまで載せた電車の画像に関わりありです。
五反田〜蒲田の住宅地を縫う様に、時刻表とかなら扇型の弧を描く様に作られた池上線。
だからかな?
作り替えしにくいのかもしれないんです。

すきま風の入るって言葉に合いそうな電車も

最新の電車も、東京23区内を走る路線としては路面電車に続き新交通システム並みに短いでしょう?
だからこそ、古き良き昭和の映画やドラマの似合う街かもしれないですね。

さて、アンサーソングかな?
そのジャケ写を載せたところで、東京にもいろんなローカル線っぽい路線があります。
我が故郷なら、多摩湖線って言いたいんですが、中央線の特快が止まる様になったJRの接続からの住宅路線に進化しています。
我が実家の近くの、もう1つの西武線なんか10年前の時点で、編成は長くなり時間間隔は短くなるはと、ローカル線的な雰囲気は消えましたよ。
でも池上線よりローカル線なのは、駅以外が単線ってくらいかな?

そこからの西武鉄道つながりで、西武多摩川線なんか近い雰囲気を今も守ってそうな路線かな?
んまぁ、東京23区内なら情緒あるローカル線に分類出来る路線に違いないかな?
なんか歌詞の世界観より、鉄道好きをアピールするブログになったけど、身近な旅の参考になるなら····
ってことで今回はここまで!
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